CADオペレータ 〜CADとは〜

【CADって一体なのこと?】

  CAD(キャド、英: Computer AidedDesign)とは、
コンピュータ援用設計とも呼ばれ、コンピュータを用いて設計をすること。
あるいはコンピュータによる設計支援ツールのこと(CADシステム)。

CADを「コンピュータを用いた製図システム」と解する場合は
Computer Assisted Drafting, Computer Assisted Drawing を指し、
同義として扱われることが多い。

設計対象や目的によりCADD(Computer-Aided Design and Drafting;製図)、
CAID(Computer-Aided Industrial Design;工業デザイン)、
CAAD(Computer-Aided Architectural Design;建築設計)などと区分される場合もある。  

以上、 ウィキペディア(CAD説明にリンクしました)からの引用でした。

わかっていただいたでしょうか。・・・・・・読んでわかるなら、当サイトの存在意義が なくなってしまいますから、わからないってことで以下をご参考ください!
つまり、CADというのは略語で、なんの為にあるのかというと今まで手書きでトレース(‘図面をかく’という意味)していた図面をコンピュータ(パソコンって言った方がいいでしょうか)で描けるようにした図面制作支援のコンピュータソフトということなんですね。

メリット

僕は手書きでトレース(‘図面をかく’という意味)したことがないので、 はっきり言うことができませんが、実感していることがあります。

  1. 何度も訂正した場合に‘用紙’が汚れることがない。
  2. 一度トレースした図面は何度コピーしても劣化しない。
  3. コンピュータのデータとして、e-mailでやり取りできる。
  4. データ化して、CD等に収納できるため、場所を取らない。
  5. 他人が制作データの作成手順を見ることができる。※注1
  6. 制作後の形状をプリントアウトすることができる。
    (素人にもわかり易い)
  7. ソフトにもよるが、制作後の検証を(強度など)パソコン上で出来る。

思いつくのをざっと挙げてみました。わかり難い項目もあるかもしれません。 勉強していくうちになるほどなぁ〜って思うはずです(っと期待してます)。

※注1 UNDOやREDO機能を使って、制作手順を逆行したりして、制作の手順がみることができる。

デメリット

便利なソフトにも欠陥はあります。使用していても、こういう機能があったらなぁって 思うことが多々出てくると思いますよ。それ以外には以下のことが考えられるでしょうか。

  1. 操作方法を覚えても業界の知識がないと意味がない。
      (結構これは辛いですよね)
  2. 自分が使用しているCADソフトと相手の使用しているソフトが
      違う場合に互換性の問題が出てくる。
  3. 違うソフト同士で互換性があっても、データを呼び出すと寸法などが
    ズレて表示されることや記号が違って表示されることがある。
  4. CADソフトごとに操作方法が違うため、使用ソフトを変えた場合に
      再度勉強のし直しが必要。
  5. 各業界で使用しているCADソフトはとても個人レベルで
    購入できる代物ではない!

互換性の問題は出力(‘用紙にプリントアウトする’という意味)すれば、解決できますけど。また、データを直接やり取りする場合は相手の保存形式に変換することもできますが、その場合に3番のような問題がでることがあります。まぁ〜、今のソフトはPDFやBMP形式に変換できるようになっていると思います。だから、互換性の問題はさして気に留めるほどではないでしょうか。問題なのは‘導入’する際だと思います。導入後はそのソフトを使いこなすようにならなければかなり勿体無い買い物になってしまいます。そんなことをしたら、マータイさんがご立腹するに違いありません! 
マータイさんとは?

冗談はさておき、上記のデメリットはバージョンアップで解決していくことが出来ると思います。 でも、最大のデメリットは使用しているCADソフトメーカーの倒産だと思います。サポートもなんもなくなりますし、市場の流れで新たに買い換える必要性がでるかもしれません。バージョンアップの方が安いですからね。
CADソフトを開発しているメーカーも多く、その分種類も豊富です。
選ぶのも一苦労です。CADソフトごとに特長や得意な機能 があって、使い易い機能とそうでない機能があったりします。使うなら、自分が使い易いものを選びたいですね。
これは個人レベルでどうこうできる問題ではないですから、そうだなぁというくらいで聞いててください。