CAD(キャド)オペレータ 親柱2

初心者講座 「親柱2」

前回の続き!

前回の実践1で他にもやり方があるということを言ったしまった!ので、別のやり方で加工してみましょう!

では早速! 途中までは同じなので、途中からみてもらいましょー。前回目指した完成形はすぐしたの画像でしたね!

   
これが最終的に作成したい形です。これはお墓の親柱と呼ばれるところです。そんなに複雑な形ではないですね。
基本形状を加工して、最終的に左図のような形状にしたいと思います。マウスを画像上にもっていくと画像が変わります。みやすくなったのではないでしょうか。ちなみにポップアップブロックされている方はみれませんので、ポップアップ許可してください。そうしたら、ご覧になれます。ではどのように加工するのかご覧ください。
前回の途中までは同じなので、ここから開始です。
前回の実践1と途中までは殆どかわないので、でこぼこの物体が出来たところからの始めますね。
まずでこぼこを見えないようにして、みやすくします。この元の物体を逆フィレットします。
でこぼこの物体を見えないようにしてから、加工します。でこぼこの物体があると見えにくいので!今回はフィレットの中の逆フィレットという加工方法で行いますね。(逆フィレット解説ページ参照)すると下の画像のようになります。
逆フィレットをするとすぐにできましたね。
逆フィレットで加工すると手順がいくつか省けました。実践1のやり方なら、2次元で描いた図形を立体化して、さらに集合演算の「差」をするという3つの手順が、逆フィレットを行うことで1つの手順ですみました。この状態からあとはでこぼこの物体を集合演算で差を取ると出来上がりです。下は補足説明です。
加工の手順を変えてみると…
もう少し補足、では逆フィレットを行う前にでこぼこの物体で先に加工するとどうなるのでしょうか?
フィレット加工の面白いところをお見せしましょう。先ほどまでは逆フィレットをして、でこぼこで加工するということでしたが、順番を逆にしてみるとどうでしょうか?画像は先にでこぼこで加工した画像です。次にこの物体に先ほどやった逆フィレットをして見ましょう。目的の物体になるでしょうか?
順番を逆にすると目的の画像にはなりませんでした。
 不思議?なことに加工の順番を逆にすると別の形状になってしまい、目的の形状にはなりませんでした!残念!このようにフィレットの加工をする場合は加工の順番によって別の形状になることがよくあります。なれてくるとわかるのですが、慣れるまでは便利なようで不便な機能だなぁ〜っとおもうかもしれません。

実践でやるとなんとなく、3次元CAD(キャド)の操作方法がわかってきたでしょうか?今回のような加工の順番は目的の形状が複雑だったり、傾斜がついていると結構苦しむことになります。まぁ〜これが産みの苦しみなんでしょうね。苦しんだ分完成したときの充実感はなんともいえません!今日はこれにて一件落着(あなたは大丈夫でしたか?)

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