CAD(キャド)オペレータ初心者講座 「積」

初心者講座「積」

3次元CADの集合演算「積」

3次元CAD(キャド)の基本操作、集合演算の「積」です。これもフィレットと同様によく使います。これにより結構複雑な形状の物体のも基本形状から完成させることができるのです。 集合演算には2つの物体を使いますよ。

  

   
直方体と球体です。集合演算に使います。
集合演算には2つの物体を使います。今回は直方体と球体を使って、どうなるのかみてみましょう。画像上にマウスを持っていくと、画像がシェーディングされた状態になります。(ポップアップブロックされている方の場合は変わりません。このサイトのみ許可してください)
まず、直方体と球体を重ねます。
まず、直方体と球体を重ねます。これにより、直方体と球体が一体化したような感じになったのはわかるでしょうか? 見にくい場合は画像上にマウスをもってきてください。
積をすると重なった部分が残ります
重なった状態で集合演算の「積」をすると画像が変わったのがわかるでしょうか?「積」の場合はどういう風に加工されているかわかりますか?

「積」は複数の物体が重なった部分のみが残るようになっています。つまり、今回のを例に挙げると、直方体と球体の重なった部分だけが残って、上記のような形状になったというわけですね。この「積」はよく曲面をつくるときに使います。一度曲面を作っておけば、形状が違う曲面が一瞬でできるので、これまた重宝する機能なのであります。

 3次元CAD(キャド)の差 <戻